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Processed (DMO)-Corrected
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X, Y, Z成分地磁気異常値, 全磁力地磁気異常値
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固体地球 |
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2008-07-03 01:06
–
2008-08-05 23:34
本データは、三軸(船上座標:h(+船首側),s(+右舷側),v(+船体下方)のリングコア型フラックスゲート磁力センサーにより計測した磁力値から、地磁気異常値を算出したものである。データを公開するにあたり、船体磁場の影響を取り除くため8の字航走したデータから補正係数を算出し補正を行っている。もし、当該航海にて8の字航走を行っていない場合は、当該航海より以前の航海で最も近い期間に行われたデータを用いている。さらに、一定の基準で信頼性の低いデータを除去する品質管理(下記参照)を行っている。なお、地磁気異常値を算出するために使用する標準磁場は、国際標準地球磁場(IGRF)を使用している。
- (1) 計測部
メーカー : 有限会社テラテクニカ
型式 : SFG1214
測定範囲 : ±100,000nT
絶対精度及び安定性 : 100nT以内
分解能 : 1 nT
設置場所 : ドライラボ
- (2) センサー部
メーカー : 有限会社テラテクニカ
方式 : リングコア型フラックスゲート
設置場所 : フォアマスト
- (3) 水平姿勢計・方位計
メーカー : IXBLUE
型式 : PHINS
精度(Roll, Pitch): 0.01°
精度(Gyro): 0.01° *Secant(Lat.)
設置場所 : ドップラーレーダレドーム内
MR08-01取得データ使用
Date (UTC)
2008/05/09 12:24:00 - 2008/05/09 12:46:00
2008/05/16 09:51:00 - 2008/05/16 10:13:00
2008/05/18 15:30:00 - 2008/05/18 15:51:00
2008/05/19 20:04:00 - 2008/05/19 20:23:00
船上三成分磁力計システムによって取得されたデータから、以下の処理によって三成分地磁気異常値を計算する。
(1)船体磁気補正の計算
Hob = ARPYF+Hp…①
Hob:磁場(船上観測)
A:船体磁化率
R:ロールを表す回転行列
P:ピッチを表す回転行列
Y:方位を表す回転行列
F:地球磁場
Hp:船体固定磁場
参考文献:Isezaki,N. (1986)「A new shipboard three-component magnetometer」 GEOPHYSICS.VOL51,NO10;P1992-1998
①式より、地球磁場Fを求める(②式)
RPYF=BHob+Hpb…②
B:8の字係数(船上観測)
Hbp:船体固定磁場(船上観測)
(2)国際標準地球磁場(IGRF)
IGRF計算式(11th Generation)を用いて、ナビゲーションデータの緯度、経度、時刻からその場所の国際標準地球磁場の値を求める。
参考: IAGA Division V-MOD Geomagnetic Field Modeling[
http://www.ngdc.noaa.gov/IAGA/vmod/igrf.html]
(3)地磁気異常値の計算
An=F-Figrf
An:地磁気異常値
F:地球磁場
Figrf:国際標準地球磁場
(4)品質管理
下記のいずれかに該当するデータを信頼性の低いデータとして除去した。
・時間が逆転する場合、同じ時間が続く場合
・毎1秒の船首方位の変化を積算した値が5分間で±20°を上回る区間
・対地速度20knot以上または3knot以下
・地磁気異常X,Y,Z成分のいずれかが±4000nTを上回る区間
(5)フィルタリング
船体動揺の影響を取り除くため、地磁気異常値に幅120秒のガウシアンフィルターを適応した。
(6)データの出力
時間 (UTC)
緯度 (degree)
経度 (degree)
X: 地磁気異常値北向き成分 (nT)
Y: 地磁気異常値東向き成分(nT)
Z: 地磁気異常値鉛直下向き成分 (nT)
T: 地磁気異常絶対値 (nT)
上記の8の字航走期間で取得したデータから算出。
| | | 0.9936 | 0.0353 | 0.0374 | | | | | | 1899.6571 | | |
B | = | | | -0.0379 | 1.0571 | -0.0044 | | | Hbp | = | | | -273.6074 | | |
| | | 0.0383 | 0.0042 | 0.9423 | | | | | | 1728.3856 | | |
(1) データファイルの命名規約: クルーズID_corr.stcm
(2) データ間隔:10秒
(3) 位置データの測地系:WGS84
(4) Raw Dataデータが必要な場合は上記「お問い合わせ」よりご連絡ください。
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観測位置
Imagery reproduced from ...
グラフ
データリスト
:
Processed (DMO)-Corrected
STCM Corrected
No. |
カラム |
項目名 |
表示形式 |
単位 |
備考 |
1 |
1 - 8 |
日付 |
i4,i2,i2 |
|
YYYYMMDD (UTC) |
2 |
10 -15 |
時間 |
i2,i2,i2 |
|
hhmmss (UTC) |
3 |
17 -25 |
緯度 |
f9.5 |
度 |
南緯は-マイナスで表記 |
4 |
27 -36 |
経度 |
f10.5 |
度 |
西経は-マイナスで表記 |
5 |
38 -43 |
X成分地磁気異常値 |
f6.0 |
nT |
北向き正 |
6 |
45 -50 |
Y成分地磁気異常値 |
f6.0 |
nT |
東向き正 |
7 |
52 -57 |
Z成分地磁気異常値 |
f6.0 |
nT |
鉛直下向き正 |
8 |
59 -64 |
全磁力地磁気異常値 |
f6.0 |
nT |
|