「みらい」 MR12-03 三成分磁力計 (STCM)

最終更新日: 2019-06-21
: MR12-03
: Processed (DMO)-Corrected
: JAMSTEC
: X, Y, Z成分地磁気異常値, 全磁力地磁気異常値
:
海洋 > 海洋地球物理 > 海洋地磁気
固体地球 > 地磁気

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2012-07-17 00:06 – 2012-08-28 23:41

機器名:
船上三成分磁力計
本データは、三軸(船上座標:h(+船首側),s(+右舷側),v(+船体下方)のリングコア型フラックスゲート磁力センサーにより計測した磁力値から、地磁気異常値を算出したものである。データを公開するにあたり、船体磁場の影響を取り除くため8の字航走したデータから補正係数を算出し補正を行っている。もし、当該航海にて8の字航走を行っていない場合は、当該航海より以前の航海で最も近い期間に行われたデータを用いている。さらに、一定の基準で信頼性の低いデータを除去する品質管理(下記参照)を行っている。なお、地磁気異常値を算出するために使用する標準磁場は、国際標準地球磁場(IGRF)を使用している。
  1. (1) 計測部
  2. メーカー : 有限会社テラテクニカ
    型式 : SFG1214
    測定範囲 : ±100,000nT
    絶対精度及び安定性 : 100nT以内
    分解能 : 1 nT
    設置場所 : ドライラボ

  3. (2) センサー部
  4. メーカー : 有限会社テラテクニカ
    方式 : リングコア型フラックスゲート
    設置場所 : フォアマスト

  5. (3) 水平姿勢計・方位計
  6. メーカー : IXBLUE
    型式 : PHINS
    精度(Roll, Pitch): 0.01°
    精度(Gyro): 0.01° *Secant(Lat.)
    設置場所 : ドップラーレーダレドーム内

当該航海取得データ使用
Date (UTC)
2012/07/27 19:07:00  - 2012/07/27 19:30:00
2012/08/03 18:28:00  - 2012/08/03 18:53:00
2012/08/07 05:06:00  - 2012/08/07 05:52:00
2012/08/11 06:58:00  - 2012/08/11  07:24:00
2012/08/20 02:40:00  - 2012/08/20 03:17:00
船上三成分磁力計システムによって取得されたデータから、以下の処理によって三成分地磁気異常値を計算する。

(1)船体磁気補正の計算
    Hob = ARPYF+Hp…①
  Hob:磁場(船上観測)
  A:船体磁化率
  R:ロールを表す回転行列
  P:ピッチを表す回転行列
  Y:方位を表す回転行列
  F:地球磁場
  Hp:船体固定磁場

参考文献:Isezaki,N. (1986)「A new shipboard three-component magnetometer」 GEOPHYSICS.VOL51,NO10;P1992-1998

①式より、地球磁場Fを求める(②式)
    RPYF=BHob+Hpb…②
  B:8の字係数(船上観測)
  Hbp:船体固定磁場(船上観測)

(2)国際標準地球磁場(IGRF)
  IGRF計算式(11th Generation)を用いて、ナビゲーションデータの緯度、経度、時刻からその場所の国際標準地球磁場の値を求める。
  参考: IAGA Division V-MOD Geomagnetic Field Modeling[http://www.ngdc.noaa.gov/IAGA/vmod/igrf.html]

(3)地磁気異常値の計算
    An=F-Figrf
  An:地磁気異常値
  F:地球磁場
  Figrf:国際標準地球磁場

(4)品質管理
  下記のいずれかに該当するデータを信頼性の低いデータとして除去した。
      ・時間が逆転する場合、同じ時間が続く場合
      ・毎1秒の船首方位の変化を積算した値が5分間で±20°を上回る区間
      ・対地速度20knot以上または3knot以下
      ・地磁気異常X,Y,Z成分のいずれかが±4000nTを上回る区間

(5)フィルタリング
  船体動揺の影響を取り除くため、地磁気異常値に幅120秒のガウシアンフィルターを適応した。

(6)データの出力
  時間 (UTC)
  緯度 (degree)
  経度 (degree)
  X: 地磁気異常値北向き成分 (nT)
  Y: 地磁気異常値東向き成分(nT)
  Z: 地磁気異常値鉛直下向き成分 (nT)
  T: 地磁気異常絶対値 (nT)
上記の8の字航走期間で取得したデータから算出。
  | 0.9914 0.0568 0.0306 |   | 2042.0629 |
B = | -0.0604 1.0561 -0.0065 | Hbp = | -152.6916 |
  | 0.0393 0.0063 0.9477 |   | 1101.4213 |
(1) データファイルの命名規約: クルーズID_corr.stcm
(2) データ間隔:10秒
(3) 位置データの測地系:WGS84
(4) Raw Dataデータが必要な場合は上記「お問い合わせ」よりご連絡ください。
: MR12-03
: Processed (DMO)-Corrected
: JAMSTEC
: X, Y, Z成分地磁気異常値, 全磁力地磁気異常値
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固体地球 > 地磁気

観測位置

Imagery reproduced from ...

グラフ

データリスト

  ファイル名
MR12-03_corr.stcm
: MR12-03
: Processed (DMO)-Corrected
: JAMSTEC

STCM Corrected

No. カラム 項目名 表示形式 単位 備考
1 1 - 8 日付 i4,i2,i2 YYYYMMDD (UTC)
2 10 -15 時間 i2,i2,i2 hhmmss (UTC)
3 17 -25 緯度 f9.5 南緯は-マイナスで表記
4 27 -36 経度 f10.5 西経は-マイナスで表記
5 38 -43 X成分地磁気異常値 f6.0 nT 北向き正
6 45 -50 Y成分地磁気異常値 f6.0 nT 東向き正
7 52 -57 Z成分地磁気異常値 f6.0 nT 鉛直下向き正
8 59 -64 全磁力地磁気異常値 f6.0 nT

関連情報

更新履歴

2019-06-21
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2018-04-18
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2015-01-22
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2014-10-02
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