「みらい」 MR12-05 Leg2 投下式水温計 (XBT)

最終更新日: 2017-06-29
: MR12-05 Leg2
: Processed (DMO)-QCed
: JAMSTEC
: 深度, 水温
:
海洋 > 海水温 > 水温

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機器名:
XBT (expendable bathythermograph) (MR11-04 - )
XBT(eXpendable Bathy Thermograph)は、水温検出部を装着したプローブを海中に投下することにより、水温の鉛直分布を観測するシステムで、船舶航走中でも使用可能な測器です。検出されたアナログ信号は船上の処理器にて水温値に変換され、PCに記録されます。深度は、プローブの型式毎に定められた係数を用いて、投下後経過時間から算出されます。

(1) 投下機器
ハンドランチャ
メーカー : Sippican,Inc.
型式 : LM-3A
使用場所 : 船尾上甲板

自動ランチャ
メーカー : 株式会社鶴見精機
型式 : AL-8
設置場所 : 船尾左舷 (海面から4m)。操作部は調査指揮室に設置されています。

(2) 処理器
メーカー : Tsurumi Seiki Co., LTD.
型式 : MK-30N
設置場所 : 調査指揮室
測定間隔 : 50ミリ秒

(3) プローブ仕様
型式 TSK T-5 TSK T-6 TSK T-7 TSK T-10
水温範囲 (℃) -2.22 〜 35.55
水温精度 (℃) +/- 0.2
計測深度 (m) 1830 460 760 300
深度精度 (m) 5 or +/- 2% of depth;whichever is larger
最大計測時間 (秒) 291 73 123 48
測定可能最大船速 (knot) 6 15 15 10
係数-a 6.828 6.691 6.691 6.301
係数-b -1.82 -2.25 -2.25 -2.16

XBTは圧力センサーを搭載しない測器であるため、深度は投下後の経過時間より推定する必要があります。深度の推定に使用された換算式は以下の通りです。

Z = at + 10E-3 * bt^2

経過時間t(秒)から深度Z(m)を求める深度換算式に使用する係数は型式により異なります。

Probe type TSK T-5 TSK T-6 TSK T-7 TSK T-10
係数-a 6.828 6.691 6.691 6.301
係数-b -1.82 -2.25 -2.25 -2.16
※上記係数はSippican社(米国)により提供されています。

各キャストで使用した型式を以下にまとめました。

Cast name XBT type
201212260936 T-7

(1) 着水後しばらくはセンサーが安定しないため、1m未満の水温値を欠測値に置き換えています。(観測機器メーカーの実験に基づく推奨値)

(2) 品質管理
QCed dataはRaw dataに対し、NODC (National Oceanographic Data Center) のデータ評価手法に基づいて品質管理しています。
1) 隣り合う深度データの勾配チェックを実施
2) 海域・深度ごとに設定された閾値によるチェックを実施
詳細なデータ評価手法についてはNODCのサイトをご覧ください。
なお、さらにビジュアルチェックにより異常値を識別し、ビジュアルQC後のデータを公開しています。
(1) TSK製T-5プローブについては深度にバイアスがあることが指摘されています。深度補正を行ったデータは以下をご覧下さい。

関連情報

更新履歴

2017-06-29
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2015-05-21
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2015-01-15
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