「なつしま」 NT11-09 投下式水温計 (XBT)

最終更新日: 2017-06-23
: NT11-09
: Processed (DMO)-QCed
: 深度, 水温
:
海洋 > 海水温 > 水温

データのご利用にあたって

情報管理部署
データ利用の制限については 注意事項 をご参照ください。
データの引用については 注意事項 をご参照ください。
機器名:
XBT
XBT(eXpendable Bathy Thermograph)は、水温検出部を装着したプローブを海中に投下することにより、水温の鉛直分布を観測するシステムで、船舶航走中でも使用可能な測器です。検出されたアナログ信号は船上の処理器にて水温値に変換され、PCに記録されます。深度は、プローブの型式毎に定められた係数を用いて、投下後経過時間から算出されます。

(1) 投下機器
ハンドランチャ
メーカー : Sippican,Inc.
型式 : LM-3A
使用場所 : 船尾上甲板

(2) 処理器
メーカー : Tsurumi Seiki Co., LTD.
型式 : MK-130
設置場所 : 調査指揮室
測定間隔 : 50ミリ秒

(3) プローブ仕様
型式 TSK T-5 TSK T-6 TSK T-7 TSK T-10
水温範囲 (℃) -2.22 〜 35.55
水温精度 (℃) +/- 0.2
計測深度 (m) 1830 460 760 300
深度精度 (m) 5 or +/- 2% of depth;whichever is larger
最大計測時間 (秒) 291 73 123 48
測定可能最大船速 (knot) 6 15 15 10
係数-a 6.828 6.691 6.691 6.301
係数-b -1.82 -2.25 -2.25 -2.16

XBTは圧力センサーを搭載しない測器であるため、深度は投下後の経過時間より推定する必要があります。深度の推定に使用された換算式は以下の通りです。

Z = at + 10E-3 * bt^2

経過時間t(秒)から深度Z(m)を求める深度換算式に使用する係数は型式により異なります。

Probe type TSK T-5 TSK T-6 TSK T-7 TSK T-10
係数-a 6.828 6.691 6.691 6.301
係数-b -1.82 -2.25 -2.25 -2.16
※上記係数はSippican社(米国)により提供されています。

各キャストで使用した型式を以下にまとめました。

Cast name XBT type
BT-042520110615 T-5
BT-042620110617 T-5
BT-042820110623 T-5

(1) 着水後しばらくはセンサーが安定しないため、1m未満の水温値を欠測値に置き換えています。(観測機器メーカーの実験に基づく推奨値)

(2) 品質管理
QCed dataはRaw dataに対し、NODC (National Oceanographic Data Center) のデータ評価手法に基づいて品質管理しています。
1) 隣り合う深度データの勾配チェックを実施
2) 海域・深度ごとに設定された閾値によるチェックを実施
詳細なデータ評価手法についてはNODCのサイトをご覧ください。
なお、さらにビジュアルチェックにより異常値を識別し、ビジュアルQC後のデータを公開しています。
(1) TSK製T-5プローブについては深度にバイアスがあることが指摘されています。深度補正を行ったデータは以下をご覧下さい。
: NT11-09
: Processed (DMO)-QCed
: 深度, 水温
:
海洋 > 海水温 > 水温

観測位置

  1. 地図上のアイコン(観測点)をクリックすると、その観測点に含まれる観測をバルーンに表示します。
  2. 観測名をクリックすると観測に関するグラフが表示されます。
Imagery reproduced from ...

グラフ

データリスト

ファイル名
BT-042520110615.dat
BT-042620110617.dat
BT-042820110623.dat
ex_read2.f (サンプルプログラム)
観測リスト
データファイルに含まれる観測の一覧を以下に表示します。
観測 日時 緯度[°] 経度[°]
BT-042520110615 2011-06-15 20:57 32.0985 139.8591
BT-042620110617 2011-06-17 04:04 28.6761 140.6078
BT-042820110623 2011-06-23 04:03 35.0271 139.2878
: NT11-09
: Processed (DMO)-QCed

XBT DMO

ファイルは、ヘッダ1行とデータ部の1キャスト分が収録されている。
データ行についてはヘッダに記載されている。
  1. Header part
No. カラム 項目 表示形式 備考
1 1 ヘッダID a1 固定値 '#'
2 3 - 6 データID a4 XBT
3 8 - 22 クルーズID a15
4 33 - 40 日付 i8 YYYYMMDD (UTC)
5 42 - 45 時刻 i4 hhmm (UTC)
6 47 - 55 緯度 i2,a1,f5.2,a1 dd-mm.mmN(S)
7 57 - 66 経度 i3,a1,f5.2,a1 ddd-mm.mmE(W)
8 68 - 71 データ行数 i4
9 72 - 73 改行コード - CR+LF
  1. Data part
No. カラム 項目名 単位 表示形式 備考
1 1 - 11 深度 m f11.1
2 12 - 22 水温 deg-C f11.2 ITS-90
3 45 - 55 フラグ - i11 1 - 7 : 空白
8 : 深度フラグ
9 : 水温フラグ
10 - 11 : 空白
* reference : '品質管理フラグについてはこちらをご覧下さい。'
4 56 - 57 改行コード - - CR+LF
各項目は11バイトで表示される。
欠測値は'-5'、エラー値は'-9'と表示される。

品質管理フラグ
  1. Depth Flags
  2. 0 - accepted value
    1 - error in recorded depth ( same or less than previous depth )
    2 - density inversion

  3. Observed Level Flags
  4. N - missing value
    0 - accepted value
    1 - range outlier ( outside of broad range check )
    2 - failed inversion check
    3 - failed gradient check
    4 - zero anomaly
    5 - failed combined gradient and inversion checks
    6 - failed range and inversion checks
    7 - failed range and gradient checks
    8 - failed range and zero anomaly checks
    9 - failed range and combined gradient and inversion checks
    A - failed visual check

    * XBTデータはrange及びgradientについて閾値を設けたチェックが行われました。

QCed dataはRaw dataに対し、NODC (National Oceanographic Data Center) のデータ評価手法に基づいて品質管理し、ビジュアルQC後のデータを公開しています。データ評価手法についてはNODCのサイトをご覧下さい。

関連情報

航海データ 潜航データ
: ハイパードルフィン

更新履歴

2017-06-23
観測データを登録しました。
2014-09-05
観測データを登録しました。
2014-03-12
観測データを登録しました。
2013-07-13
観測データを登録しました。