資料2
平成11年5月14日
公募課題選定基準

「みらい」運用検討委員会
事務局

(1)基本的考え方

 海洋科学技術センター(以下センターという)は、海洋科学技術の平和的な利用を推進させるとともに、海洋法時代を迎え国際協力の構築および維持に貢献することを目的 とし、その一環として「みらい」の共同利用型運航を行っている。
「みらい」は優れた耐氷性、航行性を有し、広域かつ長期にわたる観測研究を行うことが可能な特徴を生かして「みらい」の利用計画に示される海洋地球研究の最先端国際洋上基地、多様な海洋地球データ発信基地としての役割を果たすことを期待されている。
「みらい」を利用して得られる成果は国民に還元されることが肝要であり、データ/サンプルも公共の物として可能な限り速やかに公開することを原則とする。
「みらい」の利用にあたっては、主要研究課題を揚げる長期及び中期観測研究計画を策定し、これに基づき次年度の研究計画に対する研究課題を公募する。
公募研究課題については、長期及び中期観測研究計画に貢献する研究課題、創造的で優れた研究課題等について幅広く検討して採択するものとする。

(2)優先課題