「みらい」の公募に関する考え方および課題の選定について
平成14年5月17日
「みらい」運用検討委員会
事務局
(1)公募に関する基本的考え方
海洋科学技術センター(以下センターという)は、海洋の科学技術に係る総合的試験研究の一環として、「みらい」の共同利用型運航を行っている。
「みらい」は、優れた耐氷性、航行性を有し、広域かつ長期にわたる観測研究が可能な特徴を生かして、海洋地球研究の最先端国際洋上基地、多様な海洋地球データ発信基地としての役割が期待されている。
「みらい」によって得られたデータやサンプルは、国民の貴重な財産であり、成果をできるだけ速やかに公表し、国民に還元することが肝要である。
「みらい」の利用にあたっては、主要研究課題を掲げる長期及び中期観測研究計画を策定し、これに基づいて次年度の研究計画に対する研究課題を公募する。
公募研究課題については、以下の優先課題を基準として、創造的で優れた研究課題等について、「みらい」運用検討委員会において幅広く検討して採択するものとする。

(2)優先課題
センターが策定した「みらい」長期及び中期観測研究計画の推進に貢献する課題。
センターとの共同研究課題。
科学技術振興調整費・科学研究費補助金ならびに国際プロジェクトにより実施される課題。
その他本委員会が必要と認めた課題。

<< TOP