平成16年6月4日
「みらい」の公募に関する考え方および課題の選定について

別紙9
「みらい」運用検討委員会事務局


(1)公募に関する基本的考え方
 独立行政法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」という)は、海洋の基盤的研究開発の一環として、「みらい」の共同利用型運航を行っている。
「みらい」は、優れた耐氷性、航行性を有し、広域かつ長期にわたる観測研究が可能な特徴を生かして、海洋地球研究の最先端国際洋上基地、多様な海洋地球データ発信基地としての役割が期待されている。
 「みらい」によって得られたデータやサンプルは、国民の貴重な財産であり、成果をできるだけ速やかに公表し、国民に還元することが肝要である。
 「みらい」の利用にあたっては、主要研究課題を掲げる長期及び中期観測研究計画を策定し、これに基づいて次年度の研究計画に対する研究課題を公募する。
 公募研究課題については、以下の優先課題を基準として、創造的で優れた研究課題等について、「みらい」運用検討委員会において幅広く検討して採択するものとする。



(2)優先課題
  ①JAMSTECが策定した「みらい」長期及び中期観測研究計画の推進に貢献する課題。
  ②JAMSTECとの共同研究課題。
  ③その他本委員会がその科学的重要性により必要と認めた課題。
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