○作業記録 「2001年黒潮続流域観測実験」データについて行った作業内容を以下に記す. 尚、参考までに、陸上解析装置WSでの2001年黒潮続流域トモグラフィー関係の データやProgram一式が格納されているdirectoryは「/export/home2/oat/ke01」 である。 (1)係留系センサーデータ関連 ・方位計データ,傾斜計データ,圧力センサデータ,水温データ 送信イベントデータファイル,受信イベントデータファイルに記録されている 方位計,傾斜計,圧力センサ,温度センサデータを読み出し,トランシーバ毎に 整理しテキストファイルに出力した. ・トランスポンダ計測データ 送信イベントデーファイル,受信イベントデーファイルに記録されている,ト ランスポンダで計測されたトランシーバとトランスポンダ間の距離(10回計測+ 平均値)を読み出し,トランシーバ毎,トランスポンダ毎に整理し,テキストフ ァイルに出力した. ・トランシーバ測位データ OAT 解析システムの処理結果(ファイル名:rec_keisk.dat )からデータを読 み出し,測位結果(緯度,経度,震度,ステータス)をトランシーバ毎に整理し ,テキストファイルに出力した. (2)音響データ関連 ・生データ(Rawモードデータ) Raw モード受信イベントデータファイルに対し,ファイル名及びファイル内部 に記述されているトランシーバ番号の変更,ファイル名の拡張子の変更を施し, トランシーバ毎にフォルダに整理した. 入力音圧に換算するためのレベル補正量を調査した. 伝搬時間の計算方法の調査した. ・ビームフォーミングデータ(Bモード及び復調後の受波波形のデータ) B モード受信イベントデータファイルに対し,ファイル名及びファイル内部に 記述されているトランシーバ番号の変更,ファイル名の拡張子の変更を施し,ト ランシーバ毎にフォルダに整理した. B モード受信イベントデータファイルに対し,OAT 解析システムの復調処理関 連のモジュール(in_bmode,mseq_decode)を用いて復調処理を行い,処理結果を トランシーバ毎にフォルダに整理した. 入力音圧に換算するためのレベル補正量を調査した. 伝搬時間の計算方法の調査した. ・ピークデータ(Pモード) P モード受信イベントデータファイルに対し,ファイル名及びファイル内部に 記述されているトランシーバ番号の変更,ファイル名の拡張子の変更を施し,ト ランシーバ毎にフォルダに整理した. 入力音圧に換算するためのレベル補正量を調査した. 伝搬時間の計算方法の調査した. ・送信データ 送信イベントデータファイルに対し,ファイル名及びファイル内部に記述され ているトランシーバ番号の変更,ファイル名の拡張子の変更を施し,トランシー バ毎にフォルダに整理した. ・時刻校正データ 時刻校正イベントデータファイルに対し,ファイル名及びファイル内部に記述 されているトランシーバ番号の変更,ファイル名の拡張子の変更を施し,トラン シーバ毎にフォルダに整理した. ・AGCデータ 受信イベントデータファイルに記録されている受信データの入力音圧換算に必 要なAGC値を読み出し,トランシーバ毎に整理しテキストファイルに出力した. ・クロック校正データ 時刻校正イベントデータファイルに記録されている「前回経過時間」,「クロ ック校正誤差データ」を読み出し,トランシーバ毎に整理しテキストファイルに 出力した. <トランシーバ番号の変更> 1 号機をT 1に変更. 2 号機をT 5に変更. 3 号機をT 2に変更. 5 号機をT 3に変更. 6 号機をT 4に変更. 7 号機をT 6に変更. <拡張子の変更> (? はトランシーバ番号,$ は受波器のチャンネル番号) Raw モード受信イベント(ヘッダ部) : "R?A0000" を "r?a" に変更 Raw モード受信イベント(データ部) : "R?A$yyy" を "r?a$" に変更 B モード受信イベント : "R?20000" を "r?2" に変更 P モード受信イベント : "R?30000" を "r?3" に変更 送信イベント : "T?00000" を "t?0" に変更 時刻校正イベント : "P?T0000" を "p?t" に変更 (3)環境データ関連 ・CTD,XBTデータ CTD,XBT データを解析用W/S より入手しフォルダに整理した.データフォーマ ットは,OAT解析システムのデータ読み出しプログラムを調査した. (4)実験データ関連 ・トランシーバ、トランスポンダの位置 入手した資料(設置時の LBLキャリブレーション結果)を基に情報を整理し, テキストファイルに記述した. ・係留索の長さ 資料やOAT 解析システムの測位パラメータファイルなどを基に情報を整理し, テキストファイルに記述した. ・トランシーバの送受信スケジュール 入手資料を基に送/受信に関する各種設定情報を整理し,テキストファイルに 記述した. 実験に使用したM 系列符号(巡回送信用)を,OAT 解析システムのM 系列符号 発生用モジュール(m_seq in sub_decode.c )で作成し,テキストファイルに出 力した. ・トランシーバ間距離 OAT 解析システムのモジュール(tranc_pos_set )を用いてトランシーバ間距 離の情報を抽出し,テキストファイルに出力した. ・CTDデータ等に基づく2次元分布 CTDの観測点が少ないため,XBTの水温データによる2次元分布を作成.png形 式で出力した. (5)その他 ・6 号機(T4)のデータの捜索. CD-Rで提供された2001年分の観測データのセットにT4のデータが含まれていな かったので,所在を調査した.送信イベントデータファイル,P モード受信イベ ントデータファイル,時刻校正ファイルについては解析用W/S にあることを確認 した.Raw 及びB モード受信イベントデータファイルについては解析用W/S にも 他のメディア(DAT 等)にも無く,所在不明. (6)解析結果データ関連(DataAnalysis) ・陸上解析ソフトのProgramファイル一式をWSからコピーし保存した。 (陸上解析Program一式) ・基準音速場(RefField) みらい2000年の観測データを基に生成されたEOFを用いてTanh関数で模擬した黒潮 続流域の基準場が生成された。その深度・水温・塩分・音速プロファイルをテキス ト形式ファイルにしてまとめた。又、その水温/音速分布図をMatlabで作成し、画 像ファイルとして保存した。 ・EOF(経験的直交関数)(Eof) 陸上解析装置のWSに残っていたみらい2000年の観測データを基に生成されたEOF関 数と特異値をテキストファイル形式でまとめた。又、同データをMatlabを用いて表 示し、画像ファイルとして保存した。 ・固有音線(EigenRay) 陸上解析装置のWSに残っていたBinaryデータファイルとそのファイルのレイアウト を保存した。 又、固有音線の伝播経路以外の情報(放射角度、伝播時間、入射角度、伝播損失な ど)をテキスト形式のデータファイルで作成し保存した。 音線経路図をMatlabで表示し、画像ファイルとして保存した。 ・ピークトラッキング結果及び双方向伝搬における伝播時間差の和と差の成分(Trckng) 陸上解析装置のWSに残っていたBinaryデータファイルとそのファイルのレイアウト を保存した。(トラッキングBinaryデータファイル) 測線ごとのトラッキング結果のデータをテキスト形式でファイルに作成した。 (TrckngData) 又、そのトラッキング結果の和と差の成分をMatlabを用いて表示し、画像ファイル に保存した。(TrckngPic) 固有音線とトラッキングピークとの同定情報を画像データとして作成した。 (DouteiPic) 注意として2001年のピークデータは4日毎のデータのみ同定されている。これは先に 4日おきのデータ解析を進めるために行われた。従って全ての日でピークデータの同定 が行われているわけではない。 ・逆問題解析途中データファイル(InvrsData) 次の解析途中データをテキストファイル形式で保存した。 - 観測行列(R.txt) - 測時誤差共分散行列(Gee.txt) - 音速変動量共分散行列(Gcc.txt) - 推定演算子(L.txt) - EOF係数の推定値(Eof_Coef.txt) ・逆問題解析結果データファイル(AnaData) 次の解析結果のデータをテキストデータファイルと画像データファイルで保存した。 - 水温推定値 流速の推定は行われなかった。この時の観測では海面ブイを配置せず内部クロック の補正はRubidiumで行おうとした。しかしながら、Rubidiumによる補正では流速の 測定を満足させる精度のClock補正は出来なかった。 従って、解析については双方向の時間和でClock誤差をキャンセルさせる事が出来る 水温の解析のみに留まった。 ・逆問題解析の精度予測(InvrsPreci) 次の解析精度予測データをテキストデータファイルと画像データファイルで保存し た。 - 分解能行列(AnaResol.txt,AnaResol.png) - 情報分布行列(AnaInf.txt,AnaInf.png) - 推定誤差共分散行列:推定音速誤差分布(SSpdErr.txt,SSpdErr.png) ・Kete2001_Documents Kete2001で調査・解析したReportが保存してある。 ・KE01_sim Kete2001の事前シミュレーション関係の資料が保存してある。 ・APL_RAYPROG 米国Washington Univ.より入手の音線計算Programが格納してある。 陸上解析装置WS内に保存されていたProgramをそのまま格納した。 このProgramはUnix WSで使用されたもの。