資料‐3
平成12〜14年度の同深海調査研究(公募対象は、平成13〜15年度)を推進されてきた玉木計画委員会委員長、並びに浦辺実施計画調整部会長に替わり、平成15、16 年度を担当することになりました計画委員会委員長の藤本並びに実施計画調整部会長の蒲生でございます。玉木委員長、浦辺部会長はこの3年間、今までの日本において類を見ないフェアーな公募方法を確立されました。この大きな業績と精神を引き継ぎ、 今後皆様にとって深海調査研究が有意義な公募システムとして更なる発展を目指したいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 さて、昨年度の委員会から引き継いだ懸案事項が2つあります。
(1)Ridge and Biosphere
(2)閉鎖的海域
(3)Margins and Hotspots
この大テーマに基づいて2〜3年に一度、上記海域における航海を計画します。
その他については、潜水調査船「しんかい6500」、深海調査研究船「かいれい」と支援母船「なつしま」に搭載する無人探査機「ハイパードルフィン」または深海調査曳航システム4000m級「ディープ・トウ」並びに「シングルチャンネルサイスミックプロファイラー」の募集を行います。 なお、現在海上保安庁、資源エネルギー庁並びに文部科学省で調整中の「大陸棚の画定」に向けた海域精査に関して、独立行政法人海洋研究開発機構もその調査に協力することがすでに決まっております。そのため、航海計画の一部が変更になる可能性がありますが、実施計画策定時に対処させていただきますことをご了承下さい。 深海調査研究の公募が開始されて、今回が4年目になります。今年より新たなメンバーとなりますが、今後とも、世界に誇れる深海調査公募システムにしていきたいと考えています。そのためには、なによりも深海調査研究により、優れた研究成果が挙がることが必要です。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いします。
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