【トピックス】WoRMSが Ten remarkable new marine species from 2020を公表しました
2021/09/30
OBISが学名を参照しているWoRMSは2018年以降、3月19日のWorld Taxonomist Appreciation Dayに合わせて、毎年 “Ten remarkable new marine species” と題して、前年に発見された注目すべき新海洋生物10種を紹介しています。
2020年のリストには、まるで映画の「E.T.」の様な姿で群生している海綿(Advhena magnifica)や、発見された5個体全てが海綿にくっついていたため、人気アニメ「スポンジボブ」に登場するキャラクターになぞらえた学名がついたヒトデ(Astrolirus patricki)、干潮時には干上がってしまう潮間帯の砂質堆積物より発見されたクマムシ(Neoechiniscoides aski)等が挙げられています。マリアナ海溝にて発見された端脚類(Eurythenes plasticus)は、マイクロプラスチックを消化器内に取り込んでいたことから、海洋プラスチック汚染が深海に及んでいる状況を象徴して“plasticus”と名付けられました。
今回挙げられた10種のうち、4種については既にOBISに観察記録が登録されています。
2020年のリストには、まるで映画の「E.T.」の様な姿で群生している海綿(Advhena magnifica)や、発見された5個体全てが海綿にくっついていたため、人気アニメ「スポンジボブ」に登場するキャラクターになぞらえた学名がついたヒトデ(Astrolirus patricki)、干潮時には干上がってしまう潮間帯の砂質堆積物より発見されたクマムシ(Neoechiniscoides aski)等が挙げられています。マリアナ海溝にて発見された端脚類(Eurythenes plasticus)は、マイクロプラスチックを消化器内に取り込んでいたことから、海洋プラスチック汚染が深海に及んでいる状況を象徴して“plasticus”と名付けられました。
今回挙げられた10種のうち、4種については既にOBISに観察記録が登録されています。

Eurythenes plasticus (Weston et al. 2020, Fig. 4 Aより引用)
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