2024/2/4【トピックス】琉球列島周辺のサンゴ礁の動植物についてのデータセットがOBISに提供されました
2025/02/04
サンゴ礁ネットワークWEBシステムは、国際海洋環境情報センター(GODAC)が運用していた情報システムであり、2002年から2013年までに市民ダイバーから提供された琉球列島のサンゴ礁海域周辺に生息する生物の画像や、GODACの遠隔操作型小型無人潜水機「ニライカナイ150」が撮影した動画など1100件余を収録していました(下写真参照)。
現在、サンゴ礁ネットワークWEBシステムは役割を終え、公開を終了していますが、それらの貴重な画像集から地名情報と生物の和名を抽出して、今回のデータセットがまとめられました。このデータセットの特徴は、一般のファンダイバーの視点で観察された海洋生物の情報がまとめられている点であり、サンゴが形成する複雑な地形を住処とするさまざまな動植物が画像や動画という明確な証拠に基づくスナップショットとしてまとめられている点であり、そしてなにより、データ化によって科学的に過去の状態を振り返ることが可能となっている点にあります。
環境変動等の影響で沖縄の海もその姿を変えつつありますが、過去の沖縄の海の生物多様性の様子をうかがえる貴重な情報です。
現在、サンゴ礁ネットワークWEBシステムは役割を終え、公開を終了していますが、それらの貴重な画像集から地名情報と生物の和名を抽出して、今回のデータセットがまとめられました。このデータセットの特徴は、一般のファンダイバーの視点で観察された海洋生物の情報がまとめられている点であり、サンゴが形成する複雑な地形を住処とするさまざまな動植物が画像や動画という明確な証拠に基づくスナップショットとしてまとめられている点であり、そしてなにより、データ化によって科学的に過去の状態を振り返ることが可能となっている点にあります。
環境変動等の影響で沖縄の海もその姿を変えつつありますが、過去の沖縄の海の生物多様性の様子をうかがえる貴重な情報です。

サンゴ礁ネットワークWEBシステムの公開当時の画面
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