J-OBISについて

概要

海洋生物地理情報システム(OBIS)とは、世界の海洋生物多様性情報をインターネットを介して利用できるプロジェクトです。
OBISは、海洋生物のセンサス(Census of Marine Life: CoML)によって構築され、現在は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の下部機関である国際海洋データ情報交換システム(International Oceanographic Data and Information Exchange : IODE)によって運用されています。

IODEの連携データユニット(Associate Data Unit: ADU)として海洋研究開発機構(JAMSTEC)が2015年1月19日に承認されたことを受け、JAMSTECでは日本海洋生物地理情報連携センター(Japan Ocean Biogeographic Information System Center: J-OBIS)を設置しました。
J-OBISは、日本の海洋生物研究が生み出す多様性と分布に関する情報を収集し、Biological Information System for Marine Life (BISMaL)※を通じて公開するとともに、日本のアクティビティとしてOBISに提供していきます。

※BISMaLは、JAMSTECで構築し、国際海洋環境情報センター(GODAC)で運用しているデータシステムです。
  

目的・ミッション

J-OBISは、日本の海洋生物研究が生み出すデータを集め、OBISとシェアすることで、グローバルスケールでの海洋生物多様性や生態系が関わる研究の推進および社会問題の解決に貢献することを目的として活動しています。
この目的を果たすために、J-OBISは日本の海洋生物研究から生み出される生物多様性情報をOBISやBISMaLを通じて公開していきます。

組織・体制

J-OBISには、運営に関して、国内連携協力の推進を図るために必要な審議を行う推進委員会が設置されています。推進委員会は専門家から構成されています。
また、J-OBISは、国際海洋データ情報交換システムの国内窓口である海上保安庁海洋情報部と連携・協力しながら活動しています。

推進委員会

委員長 白山 義久国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報基盤センター 国際海洋環境情報センター・センター長
副委員長 藤倉 克則国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報基盤センター 国際海洋環境情報センター・J-OBIS担当役
委員
(あいうえお順)
市塚 友香環境省自然環境局 生物多様性センター 調査科・科長
田所 和明国立研究開発法人水産研究・教育機構東北区水産研究所
資源環境部 生態系動態グループ・主幹研究員
田中 克彦東海大学 海洋学部海洋生物学科・准教授
中野 智之京都大学 フィールド科学教育研究センター 瀬戸臨海実験所 海洋生態系部門 基礎海洋生物学分野・助教
馬場 典夫海上保安庁 海洋情報部海洋情報課・海洋情報指導官
細矢 剛国立科学博物館 植物研究部 菌類・藻類研究グループ・グループ長(GBIF日本ノードマネージャー)
山北 剛久国立研究開発法人海洋研究開発機構 海底資源研究開発センター 環境影響評価研究グループ・研究員
山野 博哉国立研究開発法人国立環境研究所 
生物・生態系環境研究センター・センター長